2011年7月8日金曜日

Reunión Mensual 月例会議

今日はここ最近の現場から。先週木曜日は、プロジェクト主催の毎月の定例会議が行われました。相変わらず、盛り上がっています。

最初に確認。本プロジェクトは3本柱から成っています。
1.情報提供 Información
2.研修    Capacitación
3.販売機会 Promoción

定例会議はこの1番目の柱、情報提供の中の1つです。私たちは毎月第一木曜日の午後1時半~5時まで実施しています。月に1度全員で集まり、近々実施されるクラス(2.研修)やフェリア(3.販売機会)の予定を発表したり、既に成功している女性起業家やモチベドーラと呼ばれる講師の方々をお招きして、経済自立に向けてのモチベーションアップとその確認を行っています。この毎月1度の会合が、既に300名を超す登録者たちを一括してまとめる場でもあり、実際に顔を合わせて「はい、みなさん、こっちに行きますよー!」というビジョンを明確に共有する場所でもあります。つまり、この定例会議がプロジェクトの求心力になります。

この定例会議は、私がここで仕事を始めて間もない2010年2月から、毎月1度欠かさず実施して来ました。今回で16回目を迎えました。第1回目の参加者は15名。それが、先週木曜日の16回目には98名!もの女性たちが集まり(5階講堂の底が抜けるかと思った・・・)、そのニーズと人気の高さを改めて確認しました。300名の登録者のうち3分の1が、その情報を得ようと自分の意志で、実際に市役所まで足を運んでくれたことになります。これはとても大事なことです。

でも、実は話は非常に単純で。彼女たちが「自分の貴重な時間を割いて参加するだけの価値がある」と判断してもらえる会議を、提供できるかどうかという話。そのため、市役所スタッフは常々「次回の定例会議は、何をしたら面白いだろう?来る価値がある、と思ってもらえるだろう?」を頭をひねって考えています。
本気のサービスを提供するから、相手も本気になれる。自然な流れです。ちなみに、本当は入場料を取りたいくらいなんです。というか、入場料を取っても人が集まる内容を提供する必要がある。でも、そこを無料で提供できることが、市役所の事業として実施している最大メリットです。でも逆に”無料だからこそ”、本当に来るかどうかは、彼女たちの意志にかかっていると感じています。それを引き出せるかどうかは、明らかに、導く側(市役所スタッフ)の責任。決して簡単なことでは、ないけれど。


定期的に全員が集まる定例会議を実施することのメリットは、計り知れないほどあります。

1)スタッフ・女性たちの顔を合わせられる、各々の状況を確認できる(連続して参加しなかった人には、スタッフ側が「何かあったかな?」と気をかけられる)

2)市役所側から情報を発信できる=市役所内におけるプロジェクト状況を常にお伝えできる(予算が取れた、次はこれが実施される、市長が賛同している、等)<ビジョン共有>

3)毎月第一木曜日と決めて定期的に実施するため、来月はいつ・再来月はいつ、と全員で実施日の情報共有がしやすい(1回逃しても、次がいつか、既に分かっている)

4)毎月1度モチベーションアップを行い続けることで、気を抜くと下がってしまう女性たちの経済自立へのモチベーションを維持する、維持できる

5)皆で商品を持ち寄り見せ合うことで、お互いで影響を受け合い、自分の商品レベルアップにつながる

6)実際に女性たちの商品を、その場で買える・売れる

7)女性たち同士で情報交換ができる、経済自立に向けた仲間・友達ができる

8)「お招きする」という形で関係者を巻き込める、彼らに”お話して頂く機会”を提供できる=彼らのコミットメントを増やせる→次なるアライアンスへの足がかりになる。

9)・・・

いくらでもあります。


ということで、例として7月7日に実施した16回目の定例会議、実際のhorario スケジュールを下記にご紹介致します。盛りだくさんですよ。このレベルの内容を毎月続けること=確実に提供し続けることは、市民(女性たち)のモチベーションアップ・レベルアップのために、とても大切。みなさんが楽しんで足を運んでくれるような場を、ご提供できればと思っています。

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定例会議#16 PAEM
女性の経済自立・起業支援プロジェクト

自分の足で立とう!経済自立へのモチベーションをアップしよう!

※あなたの商品をいくつかお持ちください。
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第16回PAEM定例会議 2011年7月7日のアジェンダ

1:30 pm 参加者受付

1:45 pm 女性課課長からの挨拶
女性課課長 Vivian Villavicencio氏

2:00 pm 講義: 起業家育成の重要性
PRONAMYPE(政府中小起業支援プログラム)講師 Flora Marìa Calvo Abarca氏

3:00 pm 皆様への言葉
サンホセ市長アシスタント Victorino Venegas Asistente氏

3:10 pm PAEMプロジェクトの構造と、8月に実施するPAEM第1回卒業式について
PAEMプロジェクトディレクター Yukari Shibuya

3:50 pm 歌: 創造者への賛辞
歌手 Evoney Rojas氏

4:00 pm 講義: 女性起業家へのポテンシャル(潜在能力)のための個人強化
女性課スタッフ Wendy Barquero González氏

4:30 pm 各種情報
- 新規登録者の日 7月14日午後2時 女性課オフィスにて。新しく登録したい方は、商品をお持ちの上お越しください。
- 研修クラスについて
1, 現在実施中の、女性銀行・みんなの銀行・PRONAMYPEにおけるビジネスクラスについて
2, 会社の登記方法ワークショップ 大蔵省主催 7月12日1時、市役所研修ルーム2番教室
3, 新参加者向け ULICORI大学学生主催 女性の経済自立への導入クラス 7月14日午前10時開始

4:45 pm  おわりに
PAEMプロジェクトディレクター Yukari Shibuya
※配布用紙にご相談内容、感想などをご記入ください。皆さんの声は私たちにとってとても大切なご意見です。

5:00 pm 軽食

次回の定例会議#17 は、9月8日午後1時半から、5階講堂にて。
注意:8月は第1回PAEM卒業式のため、定例会議は行いません。招待者(120名)のみ参加できます。
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※2011年7月7日実施 第16回定例会議の様子 すごい人・・・!


※今回は特別ゲストとして歌を歌ってくださる方をお招きしました。感動して泣いている女性もチラホラ・・・

※主催側の女性課スタッフ この3名+秘書と私の5名。受付対応中にパチリ。

※コスタリカは会合の後、refrigerio と呼ばれる軽食を必ず出します。100名分の軽食は・・・圧巻。



※会議は4時間半にも及ぶため、その後の団らんはとても大切な時間。様々な情報交換を行っているようです。


※「食事が足りないから子どもは連れてこないで下さい!」といくらお願いしても、相手はシングルマザー。研修の間、保育所が必要。。限られた予算の中で実施している私たちにとっては、これは切実な問題です。

※スタッフは机をいくつか用意して、皆が持ち合った商品を販売できるようにしています。