Monteverde モンテベルデ雲雨林保護区

※年末年始休暇中につき、San José情報はお休み。国内の他名所や国立公園をご紹介しています。

コスタリカは国立公園以外に、100以上の地域が国によって保護されています。その代表がMonteverde モンテベルデ雲雨林保護区。世界でも珍しい熱帯雲霧林は最も人気のある観光地のひとつです。手塚治虫の「火の鳥」のモデルになったケツァールや、多種のハチドリが見れます。森には様々な種類がありますがここは正に”雲霧林”のため、常に曇っていて霧雨が降っています。ジメジメしているため、シダやコケがたくさん生えている森で、結構寒いです。
私は幸い2度も、ケツァールのツガイ（オスとメス）を見ることができました。オスの赤・青・緑とクチバシの黄色のコントラストが本当に綺麗で、特に飛び立つ姿がヒラヒラとしていて美しかったです。オスが飛び立つと、メスはその後を追いかけて行きました。またこの日は、野生の巣に居るハチドリとも遭遇。可愛いーー。
天気が良いとニコヤ半島と太平洋を臨むことができます。実はこの場所、6年前に一度訪れていたのですが、驚くほど綺麗に整備されていました。まるで別の場所。さすが名所ですね。
ホテルは El Establo がお勧め。ひと山丸ごとがホテルの敷地で大変に広く、レストランやスパも充実。この敷地内の山でも、ケツァールを見ることができました。

Monteverde情報：Costa Rica Guide.com / Monteverde Info. / Centro Cientifico Tropical

▼San Joséからの行き方　※2010年現在
　バス停（parada）：Calle 12 Ave. 7-9
　出発時刻：6:30am / 2:30pm　、　帰りの現地出発時刻：6:30am / 2:30pm
　San Joséからの距離：167Km　、　所要時間：片道5時間
　運賃：往復****₡（???円程）　、　バスが出る曜日：毎日

Tortugero トルトゥゲーロ国立公園

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カリブ海岸・ニカラグア寄りにある、Tortugero トルトゥゲーロ国立公園。ちょうど前回紹介したコルコバード国立公園の逆斜め位置にあります。「未開の熱帯雨林の密林地帯はリトルアマゾンとも呼ばれ、ジャガーやバクも生息する野生動物の宝庫」、という解説を見ました。ボートからのジャングル探検では、緑のバジリスクに会えました。（残念ながら、水面は走っていなかったけれど。。）
トルトゥゲーロは何と言っても海ガメが有名。7～9月は、Baula（バウラ）という名の2m超もある海ガメ種が産卵に来ます。「これなら、カメに乗ってやってくる浦島太郎は存在する。」と言いたくなるほどの、大きな大きなカメです。カメというより、恐竜？かも。しかも、カメの歩行移動スピードが結構速い事にびっくり。この地域は産卵時期に雨が多いことで有名で、長靴持参で臨んだのですが、私が行った日はたまたま月夜。大変神秘的なカメの産卵を見ることができました。産卵シーンを見学する夜間は、通常赤色の光の懐中電灯を使います。（白色はカメにとって強すぎるため、使用不可。）　撮影禁止のためBaulaの写真は撮れませんでしたが、これは見る価値があると思います。

Tortugero情報：Costa Rica Guide.com

▼San Joséからの行き方　※2010年現在
→　Tortugeroまで小型機で直接飛ぶ方法もありますが、密林の中に自然の運河が走っているため、舗装されていないガタガタ道をバス＋運河をボートと乗り継ぐ道中も面白いです。その場合、San Joséからは毎日2泊3日（もしくは1泊2日）のツアーが出ているので、それに乗ってしまうのが楽だと思います。全食事・宿泊・交通込みで、2泊3日350$程度。お問い合わせは近くのツアーデスクへ。
Tortugeroまでの小型機（Nature Air 片道91.00$/ Sansa）。

Colcovado コルコバード国立公園

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自然豊富なコスタリカでも、「最後の秘境」と呼ばれている Colcovado コルコバード国立公園。太平洋岸・パナマ寄りに位置するオサ半島にある、熱帯雨林の森です。San José から Palma Sur まで小型機でフライトで40分の後、空港からボート乗り場の Sierpe まではタクシーで移動。ボートでマングローブの森を抜け、海に出てからしばらくすると到着。桟橋が無いため、そのまま船を海岸に乗り上げ、ザブザブと上陸します。この道中自体が楽しいです。秘境と呼ばれる由縁は、交通の不便さかもしれません。
国立公園内のジャングルでは、コスタリカを代表するたくさんの野生動物たちを見ることができます。また Colcovado から船で１時間の場所に、映画「ジュラシック・パーク」のモデルとなった島 Isla del Caño カーニョ島があります。私はダイビングをしませんが、潜るとスゴイそうです。イルカも見れました。
私は帰りはSierpeまで出ずに、オサ半島のDrakeから直接、小型機でSan Joséへ帰りました。このDrake空港までの道中も面白く、川をザブザブと車で通過したりと、ザ・コスタリカを堪能しました。

Colcovado情報：Costa Rica Guide.com / Corcovado Info.

▼San Joséからの行き方　※2010年現在
→　交通が不便のため、国外から来た人は（個別に手配をするのではなく、）San Joséから出ている2泊3日以上のパッケージ・ツアーを頼むのが良いと思います。ツアー料金はホテルランクによってピン切り。Sierpeから船での上陸は、マングローブ林を通るのでお勧め。
Palma Surまで小型機（Nature Air 片道101.00$/ Sansa　片道101.00$）で行き、Palma SurからSierpeまでタクシーで20分。SierpeからColcovadoまで船で1時間。

Volcán Poás ポアス火山国立公園

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本日はVolcán Poás ポアス火山国立公園。とっても綺麗です。他の火山と比べ霧の為に見れる確率が低いそうですが、私は運良く火口を見ることができました。
標高2,708m、コスタリカ4大活火山の1つ。この火山もSan Joséからバスで2時間程度の手ごろな場所です。世界で２番目に大きい噴火口を誇る幅1,320m・深さ300mの噴火口の中には、コバルトブルーの湖があります。私が行った時は、その湖はほとんど干上がっていました。でも、活火山らしくモクモク煙がたくさん。展望台から遊歩道をたどっていくと、今は活動していないボトス火口が湖が見れます。湖面の緑がとても綺麗でした。
なお、ここには日本国政府の援助で作られた火山に関する展示施設があります。日本も火山国という視点から、両者の相違点等が分かりやすく解説してあります。
最近の大きな火山噴火は、1910年に6kmにも及ぶ煙が上がったとか。2009年9月にも噴火しています。

Volcán Poás情報：Costa Rica Guide.com

▼San Joséからの行き方　※2010年現在
　バス停（parada）：Calle 12-14 Ave. 2. Tuasa Co.（Merced教会の前）
　出発時刻：8:30am　、　帰りの現地出発時刻：2:30pm
　San Joséからの距離：55Km　、　所要時間：片道2時間
　運賃：往復3,700₡（7.40$、680円程）　、　バスが出る曜日：毎日

Volcán Irazú イラス火山国立公園

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今回は、Volcán Irazú イラス火山国立公園。コスタリカ4大活火山の1つです。San Joséから車で2時間程度なので、日帰りで行くのに最適な場所です。しかも、標高が3,232mもあるのに（参考：富士山3,774m）山頂まで車で行けてしまう、登山不要のお得な山。着いてバスを降りてみるとびっくり。天空です。雲の上！すごーい、高ーい。空が青ーい。
山頂の火口内にある緑色をした火口湖が美しく、頂上は結構広いです。天気の良い日には太平洋とカリブ海を両側に見渡すことができるそうですが、私が行った時は眼下に雲が広がっていて、両海は見れませんでした。最後に噴火したのは1963年、現在はおとなしい活火山とのこと。頂上にはカフェテリアもあります。おこぼれを期待しているピソテが住み着いていました。
ただしここ、車で一気に3,200mまで上がってしまうため、登山のように順番に気圧に慣れていくことができません。頭痛・下痢などの高山病症状が出やすい方は、注意しましょう。

Volcán Irazú情報：Costa Rica Guide.com

▼San Joséからの行き方　※2010年現在
　バス停（parada）：Calle 1-3 Ave. 2.（Gran Hotel Costa Ricaの前）
　出発時刻：8:00am　、　帰りの現地出発時刻：12:30pm
　San Joséからの距離：54Km　、　所要時間：片道2時間
　運賃：往復3,800₡（7.60$、700円程）　、　バスが出る曜日：毎日