2011年1月31日月曜日

Vishnu ベジタリアン・レストラン

Vishnu というベジタリアン・レストランが、San Joséに5店舗・近郊に3店舗あります。Centro店はバス停のそばにあるため人も結構入っていて、何気に美味しいので私もたまに食べに行きます。インド系?なのか、なぜか象さんが居るのが目印。このお店はレストランだけではなく、無農薬や有機系の商品も置いてあるので、スーパーで見つからない時は覗いてみるのも良いかもしれません。ちなみに、このCentro店が最も年季の入ったお店で、他店はもっと綺麗です。(笑
コスタリカは野菜や果物が新鮮なので、いつでも美味しく野菜や果物を食べることができます。しかし、「消毒用にかなりの農薬を使っているため、良く洗って食べること・できれば生は避けること・皮は必ず剥いて食べること」という注意を、この国に入る時に受けました。それでも、新鮮な野菜や果物を美味しく食べられるのは、嬉しいですね。ここではどこの家庭でも大抵、果物のフレッシュナチュラルジュースを自家製で作っていて、冷蔵庫に常備しています。このジュースが美味しい。以下は「cas(カス)」という名のグアバ系フルーツのジュースです。
日本では2年前の時点でベジタリアン・レストランがまだ少なくて、よく探していたことを思い出します。ここには5店舗もあるので、いつでも行けます。ベジタリアンには便利。
しかしどうしてこの象さんは、お客様の方ではなく店内を向いているのでしょう? 不思議。。

Centro店 住所:Ave.1 y Calle 1-3 Webサイト(工事中)
casジュースの作り方: Cocina Costarricense のWebサイト

※本ブログ初公開。真ん中の、豆とご飯を炒めたものが、コスタリカの日常食「ガジョピント」。この国の主食はコメと豆なので、日本人向きかもしれません。以下は典型的な朝食。






2011年1月28日金曜日

秋篠宮・紀子様 来コスタリカ 国交75周年記念

ご存知の方も多いかと思いますが、日本・コスタリカの国交75周年を記念して、秋篠宮・紀子様が2011年1月24日~2月1日(コスタリカ滞在25~30日)まで、コスタリカにいらしています。
こちらでは、新聞ではそこまで大きく取り上げられませんでしたが、テレビのニュースで秋篠宮・紀子様のことが放送されています。大統領表敬訪問、国立博物館INBio Parque子ども病院などを訪問される/たそうです。市役所の人たちも、「日本から皇族の方が来ているね。」と声をかけてくれます。「彼女、とっても可愛い!」と紀子様が人気です。在日本のコスタリカ大使もご同伴とのこと。
コスタリカは今後、日本からの経済協力を強化したいとのことで、今回の訪問が実現したそうです。この国は少し前まで台湾と国交をしていましたが、前大統領Oscar氏政権の際に台湾との関係性が悪くなってしまい、中国と非常に近しい距離になりました。それを象徴するかのように、大変大きなスタジアムが市内Sabana地区に中国の全額寄付で建設されました。(建設に関わる多くの人は中国人で、中国からこの工事のために来ていたようです。色々な国際協力の形があるんですね。)
台湾と良き仲の際は、台湾からの全額寄付で”友好の橋”というのがNicoya半島にかけられたのですが、今は悲しくもその橋だけが物理的に残っています。コスタリカは、いろいろな意味で政治が上手な国なのだと思います。
それにしても、日本と国交75周年ということは、戦前の1937年からということになります。ちょっと驚きですね。

▼日本でのニュース
1/24 秋篠宮ご夫妻、公式訪問先のコスタリカへ出発 Webサイト
※追加情報 下記の通り、こちらでの様子が日本のテレビ放送されるそうです。
 放送日時:2月13日(日)・20日(日)の6:30amから15分間、 日本テレビ「皇室日記」にて

▼コスタリカでのテレビニュース
1/21 Altezas imperiales de Japón visitarán Costa Rica
   日本の皇族ご夫妻がコスタリカを訪れる予定です Webサイト
1/25 Príncipe japonés visita Costa Rica
   日本の皇子がコスタリカを訪れます Webサイト
1/25 Príncipe japonés recorrió el Museo Nacional
   日本の皇子が国立博物館を散策しました Webサイト
1/26 Costa Rica buscará mayor apoyo de Japón en diversos campos
   コスタリカは様々な領域での日本からの更なる支援を模索するでしょう Webサイト

▼コスタリカでの新聞
1/24

1/26

1/27 Webサイト

2011年1月26日水曜日

Arenas Skate Parque スケートパーク

San Joséでは、市内至るところに Arenas というスケート・サーフィンの専門ショップを目にします。チェケラな若者向けのお店で、コスタリカ全国にある有名ショップです。その専門店が運営しているスケートボード場 Skate Parque が、市内中心地にあります。私はスケボーは一切しませんが、見ているのもなかなか楽しい場所。元気なお兄さんたちが朝から夜遅くまで(・・・とは言っても、9時くらいまで)滑っています。2階には、待っている人向けなのか、インターネットCafeも併設されていて、カフェをしながらゆっくり見ることもできます。
私は波乗り・サーフィンも全くしないので詳しいことは分かりませんが、知人の在コスタリカ日本人サーフィン専門の方の話によると、コスタリカは波がとっても素晴らしいそうです。「日本では台風時にしか来ないような波が、バンバン来る。」と言っていました。世界的なサーフィン選手権もこの国で行われているとか。スケボー・サーフィンに興味のある方は、Arenas へ1度はお立ち寄りください。様々な情報が得られると思います。
Arena Skate Parque
住所:Del AYA Paseo de los estudiantes, 100m este y 25m sur Webサイト







2011年1月24日月曜日

Sabor Fusion 美味しいピリ辛ソース

Sabor Fusion という、コスタリカの食品メーカーによる美味しいピリ辛ソース商品があります。お味は、ラズベリー(木イチゴ)/林檎/マンゴー・ジンジャーの3種類。+3種類の新味出ました。スターフルーツ/タマリンド/パイン
特にお肉料理に、何でも合います。鶏肉をあっさり揚げたものに、豚肉を軽くゆでたものに、もちろん厚めの牛肉ステーキにも。ルッコラなどの葉野菜を添えて、さっとかければ美味しい一皿のできあがり。ピリ辛なので食も進みます。(今思ったのですが、コスタリカでは手に入りにくいかもしれませんが、鴨肉をコンフィにしたものに、このマンゴー・ジンジャーがとっても合いそうです。)野菜をたくさん食べたい日には根菜類をたっぷりと茹でて、温野菜サラダのドレッシングとしても活躍してくれます。どれも美味しいですが、私はラズベリー味が一番好き。
パッケージデザインもなかなか可愛いくて、キッチン棚を楽しくしてくれます。お求めはお近くのスーパー等にて。米国向けには$12.99で販売しているようですが、日本の皆様にも是非紹介したいですね。でも、まだ販売代理店はないみたい。残念。。

Sabor Fusion
-Mora Chipotle ラズベリー(木イチゴ) 2,090₡(4,02$、340円程)
-Mango Jengibre Habanero マンゴー・ジンジャー 2,090₡(4,02$、340円程)
-Mansana Chipotle 林檎 2,265₡(4,53$、370円程)
※新味出ました。
- Cabanmora Habanero スターフルーツ・ハバネロ 2,285₡(4,57$、380円程)
- Tamarindo Habanero タマリンド 2,285₡(4,57$、380円程)
- Piña Chipotle パイン 2,285₡(4,57$、380円程)




※新味

2011年1月21日金曜日

Bansbach YAMAHA バンスバック・ヤマハ音楽教室

San Joséには、Bansbachという楽器店が運営している音楽教室があります。日本のYAMAHAと提携していて、つまり、ヤマハ音楽教室です。最初に知った時、かなりびっくりしました。ちょっと裕福な家庭の子どもたちが、たくさん習いに来ています。防音設備ばっちり、ピアノの調律もしっかり行われていて、気持ちよく楽器を弾くことができます。ピアノだけでなく、様々な楽器や声楽等も教えています。
私はこの国に到着するや否や、ここでピアノを習い始めました。先生方も一流で、担当して下さっているのはTeatro Nacionalの若者オーケストラのピアノ指導を行っている方。とても素敵な先生です。更に聞くと、ここの先生陣は皆、日本の東京・銀座にあるYAMAHA本店の指導法研修にも参加しているそう。銀座の話題で盛り上がりました。日本で私はYAMAHA音楽教室とはご縁が無かったのですが、ここでは不思議と安心感があります。
もしSan Joséに住む機会のある方で、楽器を習いたい人は Bansbach がお勧め。San José近くの音楽教室は Curridabad と Escasú の2教室。楽器店は Centro にあります。

住所:Ave.1 y Calle 9, Webサイト






2011年1月19日水曜日

Museo del Jade 翡翠博物館

市内中心地に、小さな Museo del Jade 翡翠博物館 があります。その名の通り、立派な翡翠の数々が展示されています。ただし、翡翠の博物館、ではなく、紀元前2,000年頃この地に生存していたインディアンの生活を詳しく説明している博物館です。日本で言う「石器時代の博物館」といったところでしょうか。その石器類が全て翡翠でできていて、立派さに驚かされます。学芸員の話によると、「当時は金より翡翠の方が価値が高かった。特に偉い人が亡くなった時、一緒に入れて埋葬をした。」とのことです。Museo Nacional 国立博物館にもこの時代の展示がありますが、Museo del Jadeの方が、同時代の展示としては充実しています。

住所:Ave 7, calle 9 y 11 (Planta baja de las Oficinas Centrales del Instituto Nacional de Seguros) Webサイト
開館時間:Mon.-Fri. 8:30am-3:30pm、Sat. 9:00am-1:00pm、日曜休館
入館料:8$  (※コスタリカ在住の方は毎週水曜日、第一土曜日無料)








2011年1月17日月曜日

Spoon スプーン(チェーンレストラン)

フランチャイズの軽食レストランと言えば米国発のデニーズや、マクドナルド・ケンタッキーFCなどを思い浮かべる人も多いと思いますが、コスタリカには Spoon スプーン というケーキを中心としたチェーンレストランがあります。自慢は大きくて甘い、一見「私を食べたら太りますよ」と宣言しているようなケーキ。美味しいです。コスタリカ人がカフェやランチをしたい時、気軽にお友達と行けるお店です。朝ごはんやランチメニューも充実していて、カフェタイム以外も使えます。この国に来た最初の頃、「コスタリカ発でこんなに立派なフランチャイズ店があるのか。」と思っていました。
先日知人に、とあるお茶会へ招かれました。その場所で、このSpoon創業者兼現会長の Vivian Williams氏とお会いし、ご一緒させて頂きました。そして、びっくり。てっきり、とんでもないビジネスウーマンかと思いきや、”ほわーん・ぽわーん”とした優しい雰囲気いっぱいの、60歳前後のおばさまだったのです。思わず、「あれ?Spoonの創業者でしたよね?違いましたっけ?」と確認してしまいました。すると「そうよぉ~、あなたは何をなさっているの~?」なんて呑気なお返事が。。恐縮ですが、可愛すぎます。(昔NHKに「スプーンおばさん」という番組がありました。♪~林檎の森の子猫たちに、誘われたのよ楽しいパーティー、木靴カタコト タップダンス、枝に小鳥のコーラス隊ね~♪という、とっても可愛い主題歌の番組なのですが、本当にそのイメージそのもの。)
元々は若い頃におうちで焼いたケーキをお友達と食べていて、それが美味しいと評判になり、約30年前ケーキ屋を始めたことがきっかけとか。それが今や2011年1月現在全国22店舗展開のチェーン店に。(ちょっと待って。どんだけ商才あるんだ?この人。)2度の結婚・離婚を経験し、「本当は子どもが欲しくて仕方がなかった。だからSpoonが私の子どもなの。」と言っていました。なんとなくですがその気持ち、分かる気がします。今はご自身の判断力が弱ってきていることを自認して、自ら会長職に退かれたそうですが、今でも事業には積極的に参加しているそうです。お話をしていて強く印象に残ったことは、一言一言全てを飲み込むように人の話に耳を傾けていらっしゃったことと、しきりに「人を助ける・支援することがしたい」と言っていたこと。彼女にとっては、それが事業という形に結びついているだけなのでしょうね。
たまに居ますよね、このタイプの女性経営者。もちろんMBAなど持っていません。こういう雰囲気・考え方の女性経営者、素敵だなと思います。でもきっとジャッジする時は、ずばっと鶴の一声、誰も何も言えません、なのでしょうね。。

コスタリカにお越しの際は、一度はSpoonでボリュームたっぷりのケーキと美味しいコーヒーをご賞味下さい。

Spoon:Webサイト
Avenida Central店 住所:Ave Central y Calle 2-4 ,de la Plaza de la Cultura 25m Este
営業時間:Mon.-Fri. 8:00am-8:00pm / Sat. 9:00am-8:00pm / Sun. 10:00am-6:00pm / 宅配サービスMon.-Sun. 8:30am-7:00pm






2011年1月14日金曜日

Edificio Metálico エディフィシオ・メタリコ

Parque Morazan モラサン公園の前に、ピンク色をしたひときわ目立つ建物Edificio Metálicoがあります。その名のごとく、金属製の建物です。1890年に建築家Charles Thirioが組み立て式に設計し、初めベルギーで建造されました。その後1892年コスタリカへ輸送、1896年に組み立てが終了しました。その時代にベルギーからわざわざ運んでくるとは・・・、すごいですね。ちょうどTeatro Nacional 国立劇場が建設されたのが1890年ですから、同じ時期です。輸送費は当時のお金で340.000フランとのこと。コスタリカ政府は当時の「鉄の革命」に影響を受け、建物を購入しました。当時流行していた「鉄と金属を活用した作品」で、その時代を象徴する有名な歴史的建造物なのだそうです。パリのエッフェル塔も同時代の代表的な作品とか。(ということはこの建物、叩いたら「カーン」とか良い音がするのかしら?)
輸送以来コスタリカでは、800名を収容する小学校として活用していました。学校の名前はEscuela Buenaventura Corrales。直訳すると「幸運が寄せ集められる学校」。その時代では、きっと由緒正しい学校だったのでしょうね。今はEscuela de Mujeresと書かれているので、女学校になっているのでしょうか。中に入れないため分かりませんが、市役所が保管・管轄しているので、機会を見て聞いておきます。

住所:Ave.5 - Calle 7, enfrente de Parque Morazan, Barrio El Carmen
紹介サイト:Webサイト (以前はクリーム色だったんですね)