2010年9月29日水曜日

Kalú のミニケーキ(+小ギャラリー)

市内のAmón地区にある、以前もご紹介したKalú。お気に入りで良く行きます。雨季の今は青空は見えないけれど、ミニケーキを目当てに来ました。大きなケーキばかりのこの国では、一口サイズのケーキが嬉しいです。ここで焼いている焼き立てパンのお届けサービスや、手作りジャムやオリーブ等の商品も充実しています。
そうそう。テラス席の下に小さなギャラリーがありました。少し不思議な空間。
住所:Calle 7, Avenida 11, Barrio Amón, San José Webサイト











2010年9月27日月曜日

Café Rica コーヒーリキュール

コスタリカ土産の1つに、Café Rica カフェ・リカという甘いコーヒーリキュールがあります。Baileysというアイルランドの有名なコーヒーリキュール(もしくはカルーア)と良く似ていますが、もっと生タイプにした感じで、私はCafé Ricaの方が美味しいと思います。クリームタイプと水?タイプの2種類あり、小ボトルで1本12ドル程度。麻の袋に入っているのが目印です。お酒好きな方へのお土産におススメです。

Café Rica: Webサイト  製造元会社SALICSA: Webサイト






2010年9月24日金曜日

Museos del Banco Central 中央銀行博物館

San Joséには博物館がたくさんあります。今回は中央銀行博物館。お金と金(きん)について、歴史的な展示が行われています。お金の博物館なので、タバコ・コーヒー・バナナ・パイナップル・サトウキビ等この国の産業についても少し紹介されています。この地ではインディアンの時代から金が採れたとのこと。とても豊かだったことが分かります。カエルやトカゲの、キンピカな出土品が多数展示されていて、結構笑えます。入り口には、お土産屋さんとCafe(2010年9月現在、建設中)もあります。 ※おまけ:緑色の長い羽はケツァールの羽。
住所:Calle 5, Avenida Central y segunda San José (Teatro Nacionalの裏下)Webサイト










2010年9月22日水曜日

Paragüería REGO 老舗の傘屋REGO

5月~10月までの半年間ここは雨季です。とはいっても、午前中は晴れていて、午後から曇り出し、夕方ざぁーっと降る程度です。この時期、どこに行くにも傘は手放せません。REGOという老舗の傘屋があります。こちらで傘を購入すると、どこか壊れてしまった時に安価で(約700コロン、1.20$)で直してくれます。傘の底の蓋が無くなったとか、傘骨が折れたとか、何でもOK。皆、並んで待っていますが、目の前でものの数分で修理してくれる職人技は、何気に感動ものです。壊れても捨てないで、直して長く使うというのは良いですね。
住所: Calle10 y Ave.2-4, detrás de Igresia de la Merced Webサイト










※近くの支店

2010年9月20日月曜日

Instituto Britanico 語学学校

この国の公用語は西語(スペイン語)です。San Joséには語学学校が山とあり、ホームステイをしながら西語の勉強をする人たちが、世界中から年齢を一切問わずにやって来ます。欧州からは60歳を越えた人が、新しい言語を学ぼうとたくさん来ます。来た当初、私はその文化にかなり驚きました。
私はブリタニコと言う、ライオンマークのこの学校で1年前に勉強をしました。学校自体がとても可愛らしいおうちを利用していて、中にはカフェもあります。DELEと呼ばれるスペイン語公式試験の実施も、国内ではこの学校が請け負って行っています。(年4回実施)
住所:25mtr sur de Subaru, Los Yoses, San José Webサイト









2010年9月17日金曜日

¡Pura Vida! ぷ~ら・び~だ 100回記念

皆様の応援を受け、お陰さまで本ブログ100回目のエントリーとなりました。この国に来て早1年を迎えます。あっという間でした。独立記念日の次の回、というのが良いですね。

コスタリカの挨拶言葉といえば、この「¡Pura Vida!」。発音はまさに平仮名で「ぷ~ら・び~だ」という感じです。英訳すると pure life の意で、この国では純粋であること・素直であることに、価値が置かれると言われています。とはいえ、それはまたの名を「適当~」と言うような気もします…。様々な場面でこの挨拶は使われますが、特に良いことがあった時・ポジティブな意味を返す時に使います。

本当に健全な国だなと感じる瞬間も多々あります。どの家庭でも午後9時を過ぎると寝静まります。朝は5時には起きます(早い人は4時ごろには起き出します)。国民全体が早寝早起き。そのため、朝は遅くとも8時半にはどこもフルで仕事が行われていて、帰りも早く上がります。仕事の定時は午前8時~午後4時です。お酒を飲みに行くといっても、酔っ払うまで飲むなんてことは一切なく、会社の忘年会でさえ午後4時から始まり7時には終わってしまいます。首都San Joséですらこうなのですから、深夜営業のお店がほとんど無いのもうなずけます。(深夜営業をしているのは、時差中の観光客向けのみです。)ちなみに年末年始のfeliz año nuevo(Happy New Year)でさえ、深夜12時には全てが静まり返ります。

話し合いに重点を置いていることも、国民性の1つではないかと思います。軍を放棄していることは以前も少し書きましたが、問題が起きると必ず話し合います。私がこの地に着任して間もない頃、西語ができず意思がうまく伝えられずに困って、言い合いになった時、「ちょっと待って。最初に私の意見を述べます。次に、あなたの意見を聞かせて下さい。」と言われ、順番に意見を述べ合ってその(小さな)問題を解決したことが、とても印象的でした。

女性の社会進出も、日本よりずっと進んでいます。今年は初の女性大統領就任の年でしたし、省庁トップも半分は女性です。役所の職員も半分は女性です。とにかく女性は働き者で、大変しっかりしています。「一体、男性はどこで仕事をしているんだ?」と思ってしまうほど、女性が活躍しています。(というより、男性に甲斐性が無いのがこの国の特徴?かもしれません。)私は市役所女性課で働いていますが、先日とある方と話をしていた時、「この国で女性課は不要。それより、男性課を作って男性の地位を守る方が大事だ。」なんて冗談が出た位です。それでも”マチスタ”と呼ばれる男性優位の時代が長かったため、いくら働かなくとも男性の方が給料が良いのは当然ですし、なんだかんだ言っても社会では男性が優遇されているというのが、事実のようです。(ということは、女性が本領発揮したら一体どうなってしまうのでしょう…。。)

しかしビジネスに関してはこの Pura Vida は大問題です。契約に対して(日本人の目から見ると、)甘すぎる。契約書の内容をきっちりやらなくても、平気で請求書を出してくるし、一切悪いとも思わない態度で出てきます。仕事が完了していないのに平気で請求書を出してくる業者も凄いけれど、支払う方も適当で「ま、いいか。」で大した確認もせずに支払ってしまうところが、唖然。。(汗 この場所で経済自立を伝えるということは、まさにその最初の一歩「責任・信用」を理解させ、教えるということ。これはなかなか大仕事です。この国には"Curso de Valores" 価値のクラス、というのが存在していて、ビジネスを始める前に責任・信用・自律・約束を守ること、等をゼロから教えます。日本であれば、これらの最初は幼稚園や小学校もしくは家庭内で学ぶことのような気がしますが、その概念がこの国には無いため、ビジネスを始める時に「別途クラス」として学ぶのだと、着任当初にとある女性起業家の方に教えてもらい、大変驚いたのを覚えています。
また、お金の前に跪(ひざまず)かないのも、この国の特徴かもしれません。日本人ならお金を持って来るのに、もっと必死になるような気がします。「si Dios quiere, 神が望めば(ご縁だから)」くらいの気で居るし、「無ければ無いで、別のことを考えよう。」が基本にあります。知人から以前逸話で「残業代を2倍にすると言っても、『このままで構わないから定時(4時)に帰ります』と言うのがコスタリカ人。『ぜひ残業させて下さい』と言うのがパナマ人。『では2倍働く!』と言うのがメキシコ人。」というのを聞いたことがあります。コスタリカ人はお金を稼ぐことに対して(日本人と比べると)そこまで躍起になりません。基本的には、お金が有ろうが無かろうが、今でも誰もが適当に幸せそうに暮らしています。だからこそ、Pura Vida なのでしょう。(もちろん有るに越したことはないです。だから寄付となれば、「くれ!くれ!」と騒ぎます。)

国民性というのはどの国にもあると思いますが、基本概念として”純粋さ”に価値を置いているこの国は、キレイごとが大好きで、それでも他の中米諸国と比べれば様々な意味で優等生、というのが、1年経った私の見解でした。ご興味のある方は、コスタリカに1度来てみて下さい。

2010年9月15日水曜日

Día de la Independencia 独立記念日

本日15 de setiembre(9月15日)は、コスタリカの独立記念日。Día de Costa Rica コスタリカの日とも呼ばれ、お祭り騒ぎになります。1週間ほど前から町の至る所・主要な建物にコスタリカ国旗が飾られ、職場の市役所内もtipico(コスタリカ風)装飾で満載です。秘書がtipicoな民族衣装を着て喜んでいます。。この日国民は、古き良きコスタリカの習慣に感謝をします。
コスタリカ国に関する説明wikipedia:日本語スペイン語英語