市内中心の近くにある Parroquia Nuestra Señora de la Soledad、直訳すると「孤独の私たちの女性の小教会」。1850年から建造が準備され、1895年に完成・公開されました。この建物は、1999年に文化省の歴史遺産に指定された、San José市を代表する歴史的建造物の1つです。
入り口の左右の鐘と塔が有名。この鐘には、"Fe" 信頼の鐘と、"Esperansa" 希望の鐘、という名前が付いています。また塔には、"Caridad" 慈悲と、"Ave María" アベマリアが設置されています。建物内の有名な彫刻は、全てFerdinand Stuflesser氏の作。この小教会は19世紀の当時、教区の信者が借り上げたことで教会運営を助けた、という歴史があったことで、その性格が明確になりました。その人たちは全員、(現地のコスタリカ人ではなく)ヨーロッパ出身の信者だったそうです。また、教会の前の広場は元々プライベートな土地でしたが、1937年に市役所の管理下に置かれました。皆に愛されていた教会、ということですね。訪問の際は、ぜひ鐘と塔をしっかり見てくださいね。
住所:Ave 4 y Calle 9, San José