2011年5月2日月曜日

Souvenir La Casona ネルドリップコーヒー

コスタリカと言えば、コーヒー。お土産にコーヒーは欠かせません。中でもお土産用コーヒーとして有名なのは以前もご紹介をしたCafé Britt。さて、問題はこのコーヒー、何で入れましょうか? コスタリカではどの家庭でも、ネルドリップでコーヒーを入れるのが一般的です。

『ネルというのは"フランネル"の略で、毛羽立たせた柔らかな織物のこと。そのネルの生地を使って、コーヒーエキスを抽出するのが「ネルドリップ」です。1821年にイギリスで使われ始めたと言われていて、ネルの表面の毛羽立ちによって、コーヒー粉の微粉が混じらないよう漉しとることができクリーンで濃厚なコーヒーの液体を抽出できます。基本的なコーヒーの入れ方はペーパードリップと同じですが、使用後のネルの管理に気をつけましょう。使用後にはコーヒーカスを捨て水洗いします。その後、必要に応じて煮沸し更に表面についたコーヒーオイルなどを取り除きます。5分ぐらいの煮沸を2度行えば十分です。熱湯にさらすだけでも構いませんが、たまにはきちんと煮沸したほうが良いと思います。その後は、お水につけておき乾燥しないようにします。乾燥すると表面のコーヒーの成分が酸化してしまい臭くなってしまうからです。つけておく水は腐らない様こまめに交換します。冷蔵庫に保管し、1・2日に一度交換すればよいと思います。長期保存する場合はビニール袋に入れ冷凍保存をすると良いです。ネルを洗う場合は洗剤の臭いがつく事を防止するため洗剤は使用しませんが、万が一洗剤で洗ってしまっても問題ありませんが、しばらく洗剤の香りのするコーヒーになるかも・・・。乾かすことはあまりしませんが、乾かしてしまってもそれほど気にすることもありません。多少コーヒーの酸化臭がする程度です。ネルは何度も使えるといっても100回程度使うと目詰まりがひどくなりますので交換します。』
ということで、せっかくコスタリカコーヒーを頂くなら、ネルドリップで入れませんか?各所お土産屋さんで購入可能です。ちなみに替え用のネルは、スーパー等で売っています。

ネルの替え:475₡ (=約65円) Automercado等のスーパーにて
ドリップコーヒーメーカー:
Souvenir La Casona Calle 2 y Avd. Central-1, Barrio El Carmen, San José
他に、こちらのお土産屋さんでも購入可能 Mercado Artesanía/Mercado Central