国内で最も購読されている新聞、La Nación。この国に来たまだ初めの頃、何気無く新聞を読んでいると、ふと「あれ??」と思うことがありました。新聞を開いて económicos と書いてあれば、当然”経済欄”のこと。見開き3ページにも及ぶずらっと並んだ数字と文字に、当然「分類訳された、株価情報なのだろうな。」と思って見ていました。ところが。良く見てみると…、分かりますか?これ。分類訳された「売ります・買います」の一覧なんです。連絡先の名前、電話番号やメールアドレスが掲載されています。直接連絡取って下さい、と。。地元のコミュニティー誌などに有りますよね。「車売ります」とか、「子犬が産まれたので買いませんか?血統書付き」とか。あれです。正直、目を疑いました。
私は金融の人間ではないので、詳しいことは良く分かりません。しかし、生活を始めて1年が経つ今となっても、仕事で散々銀行に行って居るにも関わらず、未だにこの国の株価情報というものを目にしたことがありません。超実態経済の国。恐るべし。。でも、これでも経済って回るんだな、なんて呑気なことを思ってしまいました。しかしこれでは大きな事業は行えないんでしょうね…。どうなってるんだろう?この国の事業って。。
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