2010年11月22日月曜日

Maestro Chosei Komatsu 小松長生氏の最終公演

Teatro Nacionalをホームとするコスタリカ交響楽団の指揮者は、2003年~今年までの7年間、日本人の小松長生氏という方が務めていました。昨日、その7年間の集大成となる最後の公演が行われました。演奏会は超満員。最後の楽曲は、マーラー(Gustav Mahler)の交響曲第2番「復活」。オーケストラのみでなく、ソプラノ・メゾソプラノと合唱も入る、大きな構成の作品です。「力を出し切った!」という、ぐったりとした小松氏の表情が印象的な演奏でした。
このような形で活躍していらっしゃる日本人がいるというのは、凄いことですね。ちなみに、コスタリカ交響楽団の第二バイオリンのprincipal(リーダー)も、八木哲夫氏という日本人の方です。日本とコスタリカが音楽でつながっている事は、日本であまり知られていないように思います。日本の外務省は3年前の平成18年に、コスタリカへの音楽支援・援助も行っていたようです。
外務省 コスタリカの国立音楽センターに対する一般文化無償資金協力について