少しゆっくりしたくて、音楽を聴こうとTeatro Nacional(国立劇場)に来ました。待ち時間に併設Café に入ると、メニューと制服、営業時間がリニューアルされていました。今晩は、ラザニアと温かいココア。このTeatro Nacionalで音楽が聴けるのも、こうしてTeatro Nacional Caféでコーヒーが飲めるのも、あと少しと思うと、既に名残惜しい気持ちになってきます。
営業時間:Mon.-Sat. 9:00am-7:00pm (日曜日休み)
中米小国Costa Rica首都San Joséの、私が見つけたお気に入り。
San José市役所女性課にて「女性の経済自立・起業支援」の新規事業立ち上げProject Manager をしていました。
(2009-11の2年間、jica派遣)
当サイトは、日本の皆さんへコスタリカ現地情報をお伝えすることと、
コスタリカを訪れる方・在住の方へSan Joséのレストランやショップ・博物館等を紹介することの2つを目的として、
市役所職員の目線で書き残したSan José情報ガイドです。
(最後はネタが尽きて、私の仕事についても書きました。でも本来の目的はあくまでSan José情報ガイドです:-))
2012.06現在、更新休止中
※サイト内で使用している写真は全て私が個人的に撮影したものです。無断使用・転用はお控え下さい。
2011年6月24日金曜日
2010年11月22日月曜日
Maestro Chosei Komatsu 小松長生氏の最終公演
Teatro Nacionalをホームとするコスタリカ交響楽団の指揮者は、2003年~今年までの7年間、日本人の小松長生氏という方が務めていました。昨日、その7年間の集大成となる最後の公演が行われました。演奏会は超満員。最後の楽曲は、マーラー(Gustav Mahler)の交響曲第2番「復活」。オーケストラのみでなく、ソプラノ・メゾソプラノと合唱も入る、大きな構成の作品です。「力を出し切った!」という、ぐったりとした小松氏の表情が印象的な演奏でした。
このような形で活躍していらっしゃる日本人がいるというのは、凄いことですね。ちなみに、コスタリカ交響楽団の第二バイオリンのprincipal(リーダー)も、八木哲夫氏という日本人の方です。日本とコスタリカが音楽でつながっている事は、日本であまり知られていないように思います。日本の外務省は3年前の平成18年に、コスタリカへの音楽支援・援助も行っていたようです。
外務省 コスタリカの国立音楽センターに対する一般文化無償資金協力について
このような形で活躍していらっしゃる日本人がいるというのは、凄いことですね。ちなみに、コスタリカ交響楽団の第二バイオリンのprincipal(リーダー)も、八木哲夫氏という日本人の方です。日本とコスタリカが音楽でつながっている事は、日本であまり知られていないように思います。日本の外務省は3年前の平成18年に、コスタリカへの音楽支援・援助も行っていたようです。
外務省 コスタリカの国立音楽センターに対する一般文化無償資金協力について
2010年7月2日金曜日
Teatro Nacionál の彫刻
Teatro Nacionál特集、今回が最終回です。ここには大理石でできた像もたくさんあります。今まであまり詳しく見たことが無かったので、勉強になりました。1890年にパリのオペラ座を模範してコーヒー税で建てられた国立劇場は、至る所にヨーロッパが感じられる美術館でした。
1)正面屋根3体 「名声」「舞踏」「音楽」の像
2番目の舞踏の像。手に持っているのは旧式カスタネット、足元にはタンバリンがあります。
尚、これらの像は館内でも見られます。
入り口入って左、caféの入り口一対 正面屋根3体の両脇「舞踏」「音楽」の像
2階広間 正面屋根3体の中央「名声」の像
2)入り口正面1対 「ドイツの作曲家ベートーベン」「スペインの劇作家デ=ラ=バルカ」の像
3)入って正面一対 女性と男性の像
4)入って右 母と子どもの像
※入り口手前 ポーランドの作曲家ショパン(2010年はショパン生誕200年のため設置されています)
1)正面屋根3体 「名声」「舞踏」「音楽」の像
2番目の舞踏の像。手に持っているのは旧式カスタネット、足元にはタンバリンがあります。
尚、これらの像は館内でも見られます。
入り口入って左、caféの入り口一対 正面屋根3体の両脇「舞踏」「音楽」の像
2階広間 正面屋根3体の中央「名声」の像
2)入り口正面1対 「ドイツの作曲家ベートーベン」「スペインの劇作家デ=ラ=バルカ」の像
3)入って正面一対 女性と男性の像
4)入って右 母と子どもの像
※入り口手前 ポーランドの作曲家ショパン(2010年はショパン生誕200年のため設置されています)
2010年6月2日水曜日
Teatro Nacionál の天井フレスコ画:後編
天井フレスコ画:前編に続き、Teatro Nacionalにある残りの、1897年イタリア人画家J・Villa(ビシャ)が本国で描いたと言われている天井フレスコ画:後編。1890年代の小さな劇場に、これだけの天井フレスコ画があるのですから、当時どれだけ力を入れて建設したものかが分かります。ヨーロッパの影響をそのまま直接受けていることも良く分かりますね。スペイン植民地から独立したことへの自負と、欧州への憧れの気持ちと、その狭間にあったのかもしれません。
2回に分けて見て来ましたが、改めて見てみると、劇場全体がまるで絵画館のように思えました。これだけの画を1890年に、イタリアから標高1,150mの山中San Joséに運んだのですから、大変だったでしょうね。それだけに”愛されている劇場”というのも、分かる気がしました。
3)劇場天井
中心の劇場。その天井は、大空を舞う天使と悪魔でしょうか?
4)1階右手小部屋
1階入り口入って右手に、今はギャラリーとして利用されている小部屋があります。こちらは天使が地上(山)に降りてきました。肌の色の違う天使が一緒に居るのが見えます。これは混血国家コスタリカらしい風景だと思います。
4)1階右手小部屋 奥
可愛らしい男女の天使の画です。少し悲壮感があります。多々ある絵画の中で、私はこの絵が一番好きです。
5)1階左手 Café del Teatro Nacionál
最後は1階入り口入って左手のCafé del Teatro。手前に水色、奥にクリーム色、中央に太陽をモチーフにしたコスタリカの旗を掲げた天使の画があります。
2回に分けて見て来ましたが、改めて見てみると、劇場全体がまるで絵画館のように思えました。これだけの画を1890年に、イタリアから標高1,150mの山中San Joséに運んだのですから、大変だったでしょうね。それだけに”愛されている劇場”というのも、分かる気がしました。
3)劇場天井
中心の劇場。その天井は、大空を舞う天使と悪魔でしょうか?
4)1階右手小部屋
1階入り口入って右手に、今はギャラリーとして利用されている小部屋があります。こちらは天使が地上(山)に降りてきました。肌の色の違う天使が一緒に居るのが見えます。これは混血国家コスタリカらしい風景だと思います。
4)1階右手小部屋 奥
可愛らしい男女の天使の画です。少し悲壮感があります。多々ある絵画の中で、私はこの絵が一番好きです。
5)1階左手 Café del Teatro Nacionál
最後は1階入り口入って左手のCafé del Teatro。手前に水色、奥にクリーム色、中央に太陽をモチーフにしたコスタリカの旗を掲げた天使の画があります。
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