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2011年6月24日金曜日

Renova el Café de T.N. 国立劇場カフェ・リニューアル

少しゆっくりしたくて、音楽を聴こうとTeatro Nacional(国立劇場)に来ました。待ち時間に併設Café に入ると、メニューと制服、営業時間がリニューアルされていました。今晩は、ラザニアと温かいココア。このTeatro Nacionalで音楽が聴けるのも、こうしてTeatro Nacional Caféでコーヒーが飲めるのも、あと少しと思うと、既に名残惜しい気持ちになってきます。

営業時間:Mon.-Sat. 9:00am-7:00pm (日曜日休み)













2010年11月22日月曜日

Maestro Chosei Komatsu 小松長生氏の最終公演

Teatro Nacionalをホームとするコスタリカ交響楽団の指揮者は、2003年~今年までの7年間、日本人の小松長生氏という方が務めていました。昨日、その7年間の集大成となる最後の公演が行われました。演奏会は超満員。最後の楽曲は、マーラー(Gustav Mahler)の交響曲第2番「復活」。オーケストラのみでなく、ソプラノ・メゾソプラノと合唱も入る、大きな構成の作品です。「力を出し切った!」という、ぐったりとした小松氏の表情が印象的な演奏でした。
このような形で活躍していらっしゃる日本人がいるというのは、凄いことですね。ちなみに、コスタリカ交響楽団の第二バイオリンのprincipal(リーダー)も、八木哲夫氏という日本人の方です。日本とコスタリカが音楽でつながっている事は、日本であまり知られていないように思います。日本の外務省は3年前の平成18年に、コスタリカへの音楽支援・援助も行っていたようです。
外務省 コスタリカの国立音楽センターに対する一般文化無償資金協力について












2010年7月2日金曜日

Teatro Nacionál の彫刻

Teatro Nacionál特集、今回が最終回です。ここには大理石でできた像もたくさんあります。今まであまり詳しく見たことが無かったので、勉強になりました。1890年にパリのオペラ座を模範してコーヒー税で建てられた国立劇場は、至る所にヨーロッパが感じられる美術館でした。

1)正面屋根3体 「名声」「舞踏」「音楽」の像
2番目の舞踏の像。手に持っているのは旧式カスタネット、足元にはタンバリンがあります。






尚、これらの像は館内でも見られます。
入り口入って左、caféの入り口一対 正面屋根3体の両脇「舞踏」「音楽」の像




2階広間 正面屋根3体の中央「名声」の像



2)入り口正面1対 「ドイツの作曲家ベートーベン」「スペインの劇作家デ=ラ=バルカ」の像




3)入って正面一対 女性と男性の像




4)入って右 母と子どもの像



※入り口手前 ポーランドの作曲家ショパン(2010年はショパン生誕200年のため設置されています)

2010年6月2日水曜日

Teatro Nacionál の天井フレスコ画:後編

天井フレスコ画:前編に続き、Teatro Nacionalにある残りの、1897年イタリア人画家J・Villa(ビシャ)が本国で描いたと言われている天井フレスコ画:後編。1890年代の小さな劇場に、これだけの天井フレスコ画があるのですから、当時どれだけ力を入れて建設したものかが分かります。ヨーロッパの影響をそのまま直接受けていることも良く分かりますね。スペイン植民地から独立したことへの自負と、欧州への憧れの気持ちと、その狭間にあったのかもしれません。

2回に分けて見て来ましたが、改めて見てみると、劇場全体がまるで絵画館のように思えました。これだけの画を1890年に、イタリアから標高1,150mの山中San Joséに運んだのですから、大変だったでしょうね。それだけに”愛されている劇場”というのも、分かる気がしました。


3)劇場天井
中心の劇場。その天井は、大空を舞う天使と悪魔でしょうか?







4)1階右手小部屋
1階入り口入って右手に、今はギャラリーとして利用されている小部屋があります。こちらは天使が地上(山)に降りてきました。肌の色の違う天使が一緒に居るのが見えます。これは混血国家コスタリカらしい風景だと思います。






4)1階右手小部屋 奥
可愛らしい男女の天使の画です。少し悲壮感があります。多々ある絵画の中で、私はこの絵が一番好きです。






5)1階左手 Café del Teatro Nacionál
最後は1階入り口入って左手のCafé del Teatro。手前に水色、奥にクリーム色、中央に太陽をモチーフにしたコスタリカの旗を掲げた天使の画があります。